箱根大学マラソンを芦の湯で応援

元旦の朝の凍てつく信州を出て、一路、箱根路へ向かう・・・。

清里の森付近は、凍結路で、車はほとんど走っていなかった・・・。
中央道・須玉インターまで降りて行くと、雪は全くなく、ここへ出てくるまで積雪があったことがウソのようだった・・・。

河口湖の湖畔を走り、富士吉田の富士山駅の地下で、「ゴン太うどん」を食べて、富士山から降りてくる冷たい風に触れた・・・。
富士山の中腹にある町なので、町全体が山の傾斜の中にあり、自分の住んでいる場所が、上田の平らの場所にあることがウソのように感じた・・・。

富士吉田経由で、富士山の裾野を右に見ながら走る、富士五湖自動車専用道路に入った・・・。
御殿場は、軽井沢と同じ、女性好みの買い物場所で有名なところらしく、何キロか手前まで、道路が車で埋まっており、目的地の買い物場所へ付くまでに、2時間は、ゆうにかかりそう・・・。

目的地に入れたとしても、今度はそこからバスで買い物場所まで乗せていってもらわなくてはならないらしい、それでも、買い物をしたい人達で、片側車線は、大渋滞していた・・・。

後で聞いたところ、結局、大渋滞の中、長時間並んだ挙句、雪が降ってきて、買い物もせずに今度は、箱根の山道で積雪に阻まれ、大渋滞の中をホテルまで何とかたどり着いたらしい・・・。

御殿場道路から、市内を横切り、富士山と反対側の箱根の外輪山(乙女峠から長尾山・金時山)の中腹に見える箱根の外輪山の中腹にある「仏舎利の白い塔」めがけて、一路ひた走る・・・。

「伊豆箱根スカイライン入り口」を横に見て、右に左に、どんどん、蛇行しながら山道を登っていく・・・。
登りきって、「乙女峠」を越えれば、もう、「仙石原」となり、箱根の観光地となる・・・。

乙女峠」を越えると、左側にひときわ高く目立つ山々が観えてくる・・・。
これが、「金時山」らしい・・・。

ここから箱根の町まで、一気に降りて行き、再び、登山鉄道の「強羅駅」まで直線で一気に上り始める・・・。
30度近い急傾斜を一気に、頂上付近の大涌谷まで登ってゆくので、車のエンジンには、かなり過酷で、負荷がかかっていそうだ・・・。

途中、既に、午後2時頃となっていたので、日陰のカーブでは、凍結が始まっており、若干滑りながら、大涌谷のパーキングまで何とかたどり着く・・・。
パーキングでは、路面が完全に氷で覆われており、アイスバーン状態で普通には歩けない・・・。
気温は、マイナス4度の外気温で風があり、これから、夕方の時間にかけて、どんどん凍結してゆくはず・・・。

大涌谷」でゆっくりしていると、下手をすると、車で山から降りられなくなる可能性がある・・・。
それでも、ゴンドラ経由で、どんどん、外人観光客が入ってきた・・・。
以前に来た時より、外国人が多いのにびっくり・・・。

大涌谷最高地点の「温泉卵」を食べて、3時頃に、駐車場を出ると、もう吹雪になり始め、見る見る間に周囲が白くなり始めて来た・・・。

ブレーキングをしないよう、おそるおそる、山頂から芦ノ湖方面に降りて行き、右折して、仙石原方面に向かう頃は、もう、吹雪状態で、車の前方しか見ることができなかった・・・。
(後で聞いたところ、9年振りの雪だったらしい)
1時間遅れで、後から同じルートをたどって来た方が言うには、仙石原まで降りてくる間に、何台も車が放棄されていたり、谷に落ちたりしていたらしい・・・。(早く引き上げて来て正解だった・・・)