朝は冷えたが昼間は良い天気

典型的な西高東低の冬型の気圧配置となり、日本列島は、移動性高気圧の中に入りつつある・・・。

朝方は、冷え込んだが、昼間は、小春日和の良い天気となって来た・・・。
(昨日は北寄りの季節風がかなり強かったが、今日は無風状態)

春が近づき、この時期は、春の外歩きへの誘惑が夢のように、あちこちへと頭をよぎる・・・。

結局、春になっても、そんなにあちこちへと、彷徨するわけでもないのだが、春になったら、あすこへ行こう、ここへ行こうという、この「春直前の妄想」が、究極の楽しみと言えば楽しみなのに違いないのだ・・・。

旅行や観劇前の「わくわく感」とよく似ている・・・。

一年前の病院の窓から眺めた北八ヶ岳の鋭鋒に雪煙が吹きすさぶ真っ白な姿が思い出されて、今、心身共に、解き放たれている解放感は、自分でしか感じられない貴重なものだといえる・・・。
(一年前の打ちひしがれた無力感と閉塞感は、外への期待感と自由度をいや増して高めているに違いないはずだ)

この「解放感・自由度」こそ、人生における最高の幸せなのでないかと思う・・・。
(自分だけが感じられる幸せ感と言える、この幸せ感が持てるようになったということは病気による福音に違いない)

不思議と、家の中や事務所に居ては、何故かもったいないので、一刻も、自然の中に飛び込み、自然に抱かれたいという感情になってくる・・・。

今、「植物の体の中では何が起こっているか」(嶋田幸久、萱原正嗣共著、ベレ出版)を面白く読んでいる最中・・・。

意外と動けない植物の方が、動き回る動物より、自然界で生き抜くために、高度に優れている機能を備えて来ているというのが良くわかる書物だ・・・。

植物の体の中では何が起こっているのか (BERET SCIENCE)

植物の体の中では何が起こっているのか (BERET SCIENCE)