太郎山、+20℃、暑いと言うよりも、涼しく寒い頂上


登って来る皆さんが、一様に、暑い暑いと言って、登って来る・・・。
昨日のフェーン現象で、気温はぐんぐん上がり、33度くらいにまで行ったのだろうか、夜も、結構、寝苦しく、ここ信州では、ひと夏の間に、このような寝苦しい夜は、数えるほどしかないのだが、昨夜は、どうもそれだったようだ・・・。

埼玉のお客さんから電話があり、住宅の火災保険を担当している、不動産屋さんの保険代理店さんがお辞めになるので、代わりの代理店さんが担当すると言うけれど、どうしたら良いのでしょうかと言って来る・・・。

こちらは、自動車保険だけを担当させてもらっている代理店なので、もし、私で良かったらと言うと、即、お願いしますと言って来た・・・。

最近の傾向として、保険代理業を、お辞めになる代理店さんがかなり増えているようだ・・・。そのような代理店の受け皿の代理店として、当エムアイケイ保険センターは、ふさわしいのか否や・・・?

大手保険会社の社員さんの眼から見ると、常駐の事務員さんが、最低一人はいないと失格らしい・・・。
朝の9時から午後5時まで、事務員さんが常駐というと、約8時間勤務となるので、時給750円で、日給が、一日6000円、一週間5日として、6000円×5日で、一週間で3万円支払う事となり、一ヶ月が、4週半とすると、一ヶ月で13,5万円、そこへ、交通費5000円プラスで、一ヶ月の給料が、約14万円となる。

これだけの経費を生み出すのには、約10倍の140万円の保険料収入を生み出す必要があり、年間にすると、約1400万円の保険料の増収が必要となる・・・。

これだけで済むなら、気が楽になるが、今や代理店が申込書の計上業務までやる時代となって来ていて、計上業務に慣れるまでに、コンピューターを、約2年間、マンツウマンで、教えていかなければならず、こちら使用者サイドの、マイナスの時間も、相当、覚悟しなければならない・・・。
(これは、もう経験済み・・・)
雇った人も雇われた人も、共に、時間を切り売りしなければならないシステムの典型だ。

このように考えると、代理店さんが、計上する人を雇ってまでやる仕事なのかどうか、おのずと答えは出てくるような気がする・・・。
所詮、代理店業は、以前のような、募集業だけでなく、今や、既に、計上業務までやり、営業+事務業務+査定業務まで含めた総合的なものとなって来ており、地方の小さい営業課や支社を、減らし、スリムになりたい保険会社としては、かなり、おいしく、ご都合の良いシステムとなってきている・・・。

つまり、保険会社だけがいい思いをするシステムで、利益相反する代理店にとっては、あまり、良くないシステムだと言う事となる・・・。

人を使う人も、使われる人も時間の切り売りだけでない何かがないと、このシステムはまったく機能しないような気がする・・・。
また、やってもやっても、ケイロスの石積みのような作業となって来て・・・。つまり、やればやるほど、忙しくなってくるシステムだからだ。
これは、初期投資をするかどうかというよりも、こういう代理店業というシステムを選択するのかどうかという問題のような気がする・・・。

保険会社は、代理店さんとの業務委託契約書の中においても、知らない内に、申し込み書類の計上業務を入れたりし、手数料の基準も勝手に、保険会社のご都合主義で、そのつど変えてきており、保険会社だけが、自分の都合を一方的に代理店に押し付けてきているのが実情と言える。