太郎山、−7℃この寒さにも慣れた
4時30分起床、自宅近くの事務所まで10分程度歩き、湯を沸騰させて、2リットルの魔法瓶二つに入れリュックを背負い、車で表参道入り口付近まで行く、昨日の太陽でかなり、道路の雪は融けており、難なく、いつもの表参道の入り口の駐車場に停める事が出来た・・・。
表参道入り口スタートが、午前5時20分、頂上着6時10分。今朝は、毎朝徒歩で市内から来ているFさんが、昨日から人間ドッグで上田病院にいっているようなので、今日は山には来ていなかった・・・。
頂上の社殿で、ISI電気工業社長とMARUやまさんに行き会う。
社務所前の縁側で、汗で濡れた下着やシャツを着替えて、明るくなり始めた上田の街を眼下に眺めながら、コーヒーを飲み、スープを飲んでゆっくりとした時間を過ごしているうちに、6時45分になり、SUNOHARAさんがやって来た。
ひとしきり、Sさんと近頃の株式市場の低迷をネタに話しをする。最近の株価下落で、Sさんは、ある会社の株を、やむなく、損きりをしたそうだ・・・。
面白いもので、寒さも、毎日、−6度〜−10℃近辺を経験していると、体が慣れてきて、あまり寒さが気にならなくなってきているのを感じる・・・。
これは寒さに、体がなじんできたせいだと思う。
環境と言うのは、人間にとって恐ろしいものだとつくづく感じる・・・。
おととい、Fさんに、週刊ダイアモンドの昨年12月15日号の中の、アメリカの投資家のジム・ロジャーズの記事をコピーしてきて貰う・・・。
ジム・ロジャーズは1942年生まれで、イエール大学、オックスフォード大学を卒業、1973年に、あの有名なジョージ・ソロスとともに、「クウォンタム・ファンド」を設立し、10年間に4200%もの利回りをたたき出し、投資家として、一躍有名になった人。
37歳で引退後、コロンビア大学ビジネススクールで、教壇に立つ。
1990年から2年を掛けて、世界をバイクで回り、各国の投資事情を自分の眼で直に調査。それを、著書「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」(日本経済新聞社刊)にまとめた・・・。
最近、アメリカのニューヨークから、シンガポールに居を移し、投資活動を開始した。
これは、アジアに居を構えて、未来の波に乗り遅れないようにする為だそうな・・・。
今、米国の経済は、ひどい状態にあり、近年の信用バブルの崩壊は、米国史上最悪、最大のものだったと言っており、彼は、かなり前から警告を出し続け、3年前には、早くも、住宅関連建設株やファニーメイ(米連邦住宅抵当公庫)債権を手離していたとのこと・・。
だが、ほとんどの人は、彼の警告には耳をかさなかったそうな・・・。
サブプライム問題が我々の耳に入って来たのが、昨年2007年5月頃からだとすると、彼はかなり早い段階から、危機感を持ち警告を発し続けてきた事となる・・・。
この先見の眼は、彼の世界を捉えた投資観がそうさせているのではないのだろうか・・?
ここのところが、彼に対して、非常に興味を掻き立てられるところだ・・・。
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