太郎山、−8℃、近くの菅平は−17.5℃

いつものように頂上の社務所前で、遠くの浅間連峰の南に延びる裾野の付近から昇る太陽を眺める・・・。昨日は、「大洋柱」らしきものも見る事が出来た。

気温は低いが、ほとんど気にならない。かなり寒さに体がなじんできているのを感じる。
ただ、手の指先とゴム長靴の中の足が少し寒さでじんじんとする。

F氏、S氏とコーヒーを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごす。

太陽の陽が靴先に当たり始めると、ほかほかした暖かさが足元から体に昇って来る。幸せな一瞬だ・・・。

昨日、松本で保険の代理店さんが集まり、情報交換をしたが、東京海上日動さんが始めたという、代理店が現金集金をしたら、手数料を3パーセントカットすると言うお話しは、この業界の今を象徴する話しだ・・・。
100パーセント口座振替を目指す、優等生集団のやりそうな事だ・・・。
やはり、いいお客さんとは出来るだけ触れ合う機会を持つ必要があり、そのためには、集金も、お客さまにお会いする為の一つの手段なのだが・・・。
現場の営業をやったことがない人達が頭の中だけで考えた結果なのだろうか・・・?

もうひとつ別な話しもある。
隣の家のおじさんが自分の家と同じ保険に入っていて、たまたまNTTの職員だったら、自分の家より50パーセント安く保険に入る事が出来て、隣のおじさんがたまたま郵政の職員だったら自分の家よりも30パーセント安く保険に入る事が出来て、また、お隣のおじさんが、たまたま長野県の先生をやっていれば、自分の家よりも13パーセント安く保険に入る事が出来るのは、保険会社自らが保険業法300条の「保険料の割引や特別な利益の提供をやってはいけない」という違反行為をやっているのではないか?
これを金融庁が、なぜ、許認可しているのか、私には良く分からない・・・。
こんな状態では、保険業法なんかないほうがいいのではないか・・・。

この業界は、今のままでは、必ず衰退するにちがいない・・・。自分達で自分の首を絞めていて、長い時間の中では自殺行為となるはずだ・・・。