太郎山頂上6℃、この時期にしては気温が高い

ロン宮の前の電光表示板の温度が+3℃、太郎山頂上が6℃、このような上と下での逆転現象がここ太郎山では、たまに起きる・・・。

太郎山のような岩盤で出来ていて、急傾斜の山は、晴天が少しの間続き、雨が一週間も降らないと、すぐに乾いて、山の表面の落ち葉がかさかさ、チリチリしてくる・・・。

表参道の主でいらっしゃるAさんいわく、もうこの時期になると、「クリ茸」は採れないが、「株つ」は、まだ採れるとのこと・・・。どうやら、おとといあたり、表参道で「株つ」を採ったらしい・・・。

来週当たり、雨マークが、週の中旬頃にあり、その後に気温が、二〜三日グーんと日中の温度が15℃くらいまで上がってくれれば、まだまだ、「株つ」は採れるとのことだった・・・。

F氏いわく、「株つ」は、エノキ茸などと同じ系統で、これから、雪が降るようになっても採れるんだとのこと・・・。

今日は、午前4時15分少し過ぎに、表参道を登り、5時45分頃に下山。

その後、白蛇神社の沢を挟んで反対側の駐車場に車を停めて、リュックを背負わないで、車を降りる・・・。

白蛇神社の100メートルくらいの上方を、1時間くらいかけて、東から西に探りを入れた・・・。

まず、白蛇神社裏側の杉林の終わった辺りから沢沿いに入り、登り始めた直後、登り道の右側の枯れ木の下に「株つ」を「一株」見つけた。結局1時間くらいかけて、たったこの一株だけ・・・。

その後、虚空蔵山のふもとまで、車で行き、近くを新幹線がゴーッと走る墓地の中の駐車場に車を止め、新幹線のトンネルの入り口付近のクヌギ林から、登り始め、西塩尻方面まで、水平に斜面をトラバースして2時間半くらい歩く、目の前に沢っぽいのが見え始めたので、そこから50メートルくらい高いところを、再び折り返して、東方向に戻るがキノコらしきものは、結局、何もない・・・スカ。

やはり、太郎山の南向きの日当たりの良い急な斜面は、雨が続いて条件の整った時以外は、キノコの発育には、難しい山なのだろうか・・・?

日影平にある虚空蔵神社の付近の沢の朽ちた「しいたけ」のホダ木を観察しながら、神社の周囲をくまなく歩く、神社の南西側の沢に面しているところで、朽ちた、大きな「株つ」を一株見つけた・・・。遭遇するのが、もう一週間早かったらと思う・・・。

今日でシーズン最後だと思うと、気持ちがなかなか山を離れられないで、もう少し探そうと、座摩神社から東側の沢筋の林を1時間半くらい漁る。ここも、もうキノコの気配はなく、「ムラサキシメジ」を一本だけゲット・・・。
時間は、既に10時を過ぎたので、もうあきらめて下山とする。

今シーズンは、いいところが一つもなく、最後に来て、やっと「株つ」の大物に少し遭遇したくらいだ・・・。
やはり、8月の盆過ぎ〜9月にかけて、夕立程度でもいいから、間欠的に、少しづつ、おしめりがあって欲しかった・・・。

11時頃、会社の事務所で、今シーズンの反省をしながらココアを飲んでいると、ママが来て、会社の決算の帳簿を作るので、銀行の通帳を2冊、早急に出して欲しいと言われ、急激に、現実に引きずり戻されてしまった・・・。