太郎山、+5℃いよいよ気温が下がってきた

朝の5時現在で、平地で+9℃、頂上が+4〜5℃となり、いよいよ気温が低くなってきて、霜が降りそうな気配となってきた・・・。

季節は完全に、夏が終わりを告げて、秋のステージに入りつつある・・・。

毎朝、表参道を登ってくるARさんの話だと、その時期に出てくるキノコは、何らかの理由で、その時期を逃すと、もう、その年は出てこないらしい・・・。

今朝の信濃毎日新聞でも、伊那市マツタケの管理の先生が言うには、気温が一旦下がり再び上がる事を「戻り」と言って、今年は8月末に一回これがあり、9月に入ってから、もう一回、これがあり、一回の戻りで、平年の70〜80%の収穫、2回の戻りだと平年の1割の収穫らしい。

今年は、2回の戻りがあったとすると、キノコは、完全に不作の年になるようだ・・・。

8月末に一旦涼しくなり、9月に入って、8日〜19日まで、かなり高温に戻る期間があり、キノコの菌帯が熱でやられてしまったようだ・・・。

人間様もこの時期の残暑は、相当、身に堪えたので、キノコの菌帯も例外ではなかっただろうと思う・・・。
湯の丸高原で、例年、朝方は身震いするくらい寒かったのに、妙に生暖かい空気が高原を支配していて、気持ちが悪かった覚えがある・・・。

食べられるキノコも出てこないけれど、毒キノコも周囲に一本も見当たらない・・・。

漁協のSさんの話だと、いつもこの時期は、土曜、日曜も無く忙しいのに、今年は「落ち鮎」が一匹も落ちてこないという不思議な年だと言っていた・・・。

自然界は、かなり微妙で繊細なものをもっているらしい・・・。