太郎山、ピアスをつけた大きな猿目撃

昨日は、あまり人が行かない浅間山の1900m付近の弥陀ヶ城岩まで、F氏と散策をして来た・・・。
石尊山方面は、人がたくさん行くけれど、この弥陀ヶ城岩方面は、あまり人が行かないので、ひっそりとしている・・・。

追分から歩きで、ほぼ1時間30分くらいで、石尊山の登山口に着き、ここから左に行けば、10分くらいで「血の池」となり、血の池から石尊山頂上までは30分くらいで着く。

この石尊山登山口手前から弥陀ヶ城岩方面は、林道脇の右の林の中に入り、雑木の無いさっぱりとした、きれいな林の中を歩いて、樋状にまっすぐ頂上方面に伸びる小さな沢に入り、30分〜40分くらい、浅間山に向かって遡って行くと、急に「賽の河原」のような開けた場所にポンと出る・・・。

ここから浅間山の頂上までは、たぶん40分〜50分くらいかと思う・・・?

この見ごたえのある城壁に似ている火口壁は、浅間山の旧噴火口の壁なのだが、遠く佐久の方からも、浅間山の懐に抱かれているのが目撃される・・・。

弥陀ヶ城岩へは、だらだらとした平地に近い登りなので、ほとんど疲労感がなく、子供連れでも充分に行ける場所だ・・・。ただ、砂地なので、足を取られ、若干歩きずらいのがたまにキズだ・・・。
ただ、樋状の中央部の水が流れたあとを歩くと、不思議とコンクリートのようにしっかりと固まっていて、割りあい、歩きやすかった・・・。

途中から石積みがいくつも現れるので、目印になり迷う事はない・・・。

今まで、太郎山の表参道は、ずーっと乾いていたが、ここへ来て、昨日の昼頃から今朝まで、しっかりとしたお湿りがあった・・・。
気温は昨日までよりは、少し上がり、暖かく感じられるようだ・・・。でもこれが平年並の気温らしい・・・。
(二つ玉低気圧が日本列島を挟むように北上)

今朝は、その雨がぽつぽつと、まだ降り続いていたので、何となく気が乗らず、太郎山に登りに行くのは止めた・・・。

今まで、山の中が、毒キノコ一本生えていない状態だったが、これで、皆が待ち望んでいたシーズン終盤のキノコが出てくるかどうか、間違いなく最後のチャンスとなるはずだ・・・。

先日、頂上の社務所前の縁側に座り、大峯山からの帰り、午前9時前、日なたでゆっくりしていたら、カメラを首からぶら下げたメガネのオジサンが、頂上で写真を撮っていた時に、後ろで、「しゃかしゃか」と歩く音がするので、振り返ったら、大きな猿がいて、夢中で写真を5〜6枚撮影して来たと言っていた・・・。

瞬間、びっくりして、殺されてしまうかと思ったと言っていた・・・。腕の太さがプロレスラーのようだったらしい・・・。
思わず、その猿に向かって「ごめんなさい・・・勘弁して・・・」と両手を合わせて、謝ってしまったという・・・。

そういえば、少し前に、F氏も、頂上付近で、ふと、上を見上げたら、木の上に大きな黒い塊りが見えて、猿に良く似ているなと思ったと言っていた・・・。
まさか、太郎山に猿は居るはずはないので、何かの見間違いに違いないと思ったという・・・。

カメラのオジサンの話だと、それもどうやら、その猿は、左の耳にピアスを付けているらしい・・・。

ということは、どこかでペットとして飼われていた猿が、太郎山で放されて、頂上付近に居座っているということか・・・?

最近、午前中に、太郎山に2回〜3回は登っているT氏もこの猿を目撃し、この猿の後ろに、もう一匹の猿の泣き声が聞こえたという事らしい・・・。

今まで猿を目撃したと言う話は、この太郎山では、余り聞いたことがない・・・。
「いのしし」や、「熊」、「カモシカ」などは以前から何回も目撃されているのだが・・・?

その正体は何なのか?「オラウータン」かもしれないし、ほんとうに猿なのか・・・?
猿だとしたらなぜ、左耳にピアスをしているのか・・・?
それとも、ピアスに見えたのは、動物園や猿園などの動物が付けている金属製の標識札のようなものなのか・・・?