太郎山頂上、−6℃、下界は−5℃ここでもう一段気温が下がり平年並

頂上の気温が−6℃となり、いよいよ冬らしい気温になって来た・・。
まだ積雪はうっすらと小雪が舞う程度で、周囲が真っ白になるほど降っていない・・・。

今日は土曜日なので、事務所に寄って、お湯を3リットルばかり沸かしてボトルに詰めてから出発。

上着5時7分、Fと社務所前の縁側で、どうという事もないくだらない話をして、小1時間くらい駄弁り、東の空が明るくなってきた頃、新田のKさん、I電気の社長、KUBOさんらが登って来て、賑やかになって来たところで、6時少し前に下り始めた・・・。

今朝の気温くらいで、もう1ヶ月くらい過ごし、その間、積雪があり、根雪も出来て、それから、もう一段気温が下がってくると、いよいよ冬の底の到来となる・・・。

まだ参道には、雪が全然といって良いくらいないので、歩きやすい。

SUNOさんに聞いたところ、東京から来て登るMIMU社長が、表参道の急なところの枯葉を、何日かかけて、箒できれいにしてくれたので、ここのところ非常に登り易く感じる・・・。

小惑星探査機「はやぶさ」の「中公新書版」を読み終える・・・。
写真入りで、探査機が、最後、大気中で燃え尽きて消えていく瞬間や小惑星「いとかわ」に着陸する寸前の写真など、はやぶさの、打ち上げから地球帰還までの一挙手一頭足のドラマが眼に見える状態で進んでいくのが圧巻だ・・・。

地球への帰還途中、通信が途絶し、「はやぶさ」がどうなってしまったかが不明の時、<生きていてくれと願う>チームの必死の捜索活動がそこにはあった・・・。

交信の電波が完全に途絶えて、もはや、絶望的となっても、「はやぶさ」に生きていて欲しいという、全員の思いが通じたかのように、ある時、突然「はやぶさ」から電波が発信されて地球に届く・・・。

その陰には、チーム全員の願いだけでなく、やれる事をすべてやり尽くした技術陣の総力をあげた戦いがあった・・・。

これは、「感動」と「夢の実現」が入り混じった現実のドラマだ・・・。

先月、上田で講演されたJAXAのプロジェクトマネージャーの川口博士の話によると、10月に封切られた「はやぶさ」の映画は、少し、現実とはずれていると言っていた・・・。