太郎山頂上−7℃、下界−4℃まだまだ冷え込む頂上

表参道の残雪は、いよいよ、19丁付近より上部だけになって来た・・・。
気温は低いものの、昨日の晴天により、参道の雪は、かなり融け込んで、乾いてきた・・・。
20丁近辺は、完全に雪面が凍結しており、踏み跡に安易に乗ると滑り易く、転倒するので、「藪」ぎわの凍結していないところを選びながら歩く・・・。

ぼちぼち、長靴でなく、普通の靴で登れるようになるのかなとふと思う・・・?
今まで、12月〜3月まで、ずっと、ゴム長靴で登ってきたが、ここらへんで、天気の良い日は、普通の靴で登りたくなってきた・・・。
ゴム長靴は、靴の中が蒸れやすく、不快さがあり、長時間は履いていられない・・・。

今朝も昨日と同じ、「四十八曲がりコース」で登った・・・。
午前4時20分頃から、愛昇殿さんの駐車場脇から登り始めたが、途中の林の中で、動物か鳥が、ばたばたと物騒な音を立てて、朝まだきの暗闇の中を去っていく・・・。
頂上付近まで登って来ると、もう周囲は明るくなってきて、ヘッドランプは不必要になる・・・。

最近、大屋のHさんの言っていた「ヨハネの黙示録」を読み始めた・・・。末世に生きているわれわれにとって、興味深い事がいろいろと暗示されていて、興味深いお話である・・・。

第六の封印を解いた時、大地震が起こって、太陽は毛織の荒布ように黒くなり、月は全面、血のようになり、天の星は、イチジクのまだ青い実が大風に揺られて振り落とされるかのように地に落ちた・・・。

天は、巻物が巻かれるように消えていき、全ての山と島とはその場所から移されてしまった・・・。
地の王達、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らは皆、洞穴や山の岩陰に身を隠した・・・。

御怒りの大いなる日がすでに来たのだ・・・。誰がその前に立つ事が出来るのか・・・?

これは、東北の天災そのものに他ならない描写だ・・・。
東京都知事石原慎太郎も言っていたが、「現代人の傲慢さに天誅が下ったのだ・・・。」
停電になったり、車の燃料がなくなって給油ができなくなったりして、不自由になり、始めて、我々が当たり前にやってきた事が、ほんとうは当たり前の事でなく、恵まれ過ぎていて、その事に感謝の気持ちが一つもなかった事が良くわかった・・・。