太郎山、+9℃下界は+3℃

頂上と平地で6℃もの差があり、完全に下の平地の方が温度が低い逆転現象・・・。

表参道の登り口、4時スタート、頂上着が4時47分・・・。

参道は、蜘蛛の巣が張られていて、誰も登った形跡がなかったが、頂上に着いてみると、いつも居るFは居ないので、やはり、誰も登っていなかった・・・。

頂上で一休みし、早々に、降り始めて21丁まで来ると、KANAMさんが私より、5分くらい遅く登ってきた・・・。
「昨日の朝も今朝も、いつも居るおじさんFがいないな・・・」と言いながら登って来た・・・。

表参道の入り口まで降りてくると、ARAさんが来たので、四十八曲がりの常連のYANAさんが、かねてより計画していた、太郎山から坂城町の葛尾城まで8時間くらいかけて、大峰山経由、鏡台山を通って縦走するという計画をどうするのか聞いたら、今年度は、もう、これだけ押し迫ってきたので駄目だな・・・と言っていた・・・。

そして、「12月上旬まで、昨年も、千曲市・森地区で、熊が出ていたので、鏡台山と葛尾城近辺が、森地区と隣接しているので、今年も温度が高いから、嫌な予感がする・・・。」

「たぶん、これだけ暖かいと、連中は、冬眠しないで、うとうとしていて、時々、ふらふらとほっつき歩いているんで、大峰山から向こうの稜線は、鉄砲打ちの人達も、以前に、大峰山稜線で追いかけられたりしているから、気持ちが悪いので、この時期の縦走は、止めておいた方がいいと思う・・・。」と言っていた。

結局、今年度の「大縦走計画」は中止と言う事になったようだ・・・。
多分、来春の実行ということになるのかもしれない・・・。

ARAさんと話をすると、最後はいつも熊の話になってしまう・・・。
奥山と異なり、里山は人間の住むところと山が近接していて、山の動物達も、以外と人間慣れ・里慣れしているところが恐いところだ・・・。

いわゆる、山と里との境界線がはっきりしないところが大きな問題なのかもしれない・・・。
お互いに、というか、人間様が、その境界線を意識しないで、踏み込んでいってしまうところに、突然、顔を会わせた時、お互いにパニックに陥る危険がある・・・。

山の動物達も出来れば、人間様に接しない事を祈っているのに、人間が騒がしく奥まで入って行ってしまう事が問題だ・・・。

今後、林道は、簡単に人が、車等で入れないように、入り口で封鎖を厳格にやる必要があるように思う・・・。

そうすれば、人間は歩いて入って行く事しか出来ないので、ゴミの問題等も少しは解決するかもしれないし、山の自然環境も今より静かなものになるかもしれない・・・。

太郎山も、坂城側から車で入ってくる林道を入り口で封鎖しなければ、頂上から西側の峠まで簡単に軽トラックで入ってくる「非常識なおじさんたち」を防げない・・・。
このおじさん達は、山菜の採り方からして、おかしな採り方をしている・・・。
どうやら、簡単に入って来れるので、自分のうちの畑の延長線上で、太郎山から虚空蔵への稜線に入り込んで、荒らして行く・・・。