太郎山頂上−6度、下界−10度で天気が変わる気配の逆転現象

太郎山頂上の方が、平地よりも4℃気温が高く、これから天気が変わる気配・・・。
昨日よりは、滑らなかったので、ほんとに助かった。昨日は、スノウパウダー状の新雪で、ツルツルと良く滑った・・・。

今朝も、頂上には、Fが居て、表参道の下りで、自分の後ろに付いて来た・・・。
途中でスピードを加速して、Fをかなり切り離したが、駐車場入り口付近まで来た時、再び、ピッタシと付いて来たので、しょうがなく、今朝も「西友」まで乗せて行く事となってしまった・・・。(嗚呼、ため息が出る・・・)
こいつを乗せていくと、「西友」の駐車場で、延々と、暖かい車の中で、駄弁られてしまうのだ・・・。(朝、早く起きて、登った意味がなくなってしまう)

足ごしらえは、相変わらず、「ゴム長靴」で上り下り、頂上直下の馬の背部分から下部の樋状の登山路は、すでに、相当、人に踏み鳴らされて「凍結路」と化しているので、一切無視し、そこは歩かない・・・。

この時期は、登山路の周囲の灌木に掴まりながら、登山路でなく藪の中を降りてくるのが一番ベター・・・。
ただ、ゴム長靴は、藪の根っこに、靴のサイドを切り裂かれると、一発でアウトになってしまうので、注意が必要・・・。
なるべく、人が踏み鳴らして、滑りやすくなっている登山路は、極力、避けて歩いた方が無難・・・。
(あえて、危険な箇所には、立ち入らない事だ・・・)

太郎山に登ってくる常連さんも、アイゼンを持参し、下りでは、頻繁に装着しているようだけれども、「表参道の下り」では、アイゼンの装着は、返って危険となる事このうえなし・・・。

足が路面に引っかかり、体が前のめりに転倒する危険が増大する・・・。
(尖った岩や切り株だらけの登山路で、前のめりの転倒は、再起不能の致命的な事故となる恐れが充分)

(一昨年、常連のTAKE設計士さんは、16丁付近のヘアピンカーブのところの下りで、停まり切れず、慣性の法則に基づき、谷側に、前のめりに2〜3メートル先の赤松の木まで、吹っ飛んで行き、径20センチメートルくらいの木に正面から激突し、再起不能の大事故となってしまった・・・。

たとえ、普段、鍛えに鍛えている早稲田大学ラグビー選手でも、山の下りの加速度が付いた状態で、木と激突したら、肩の骨の一本や二本は、簡単に折ってしまうだろうと思う・・・)

理想的には、50センチメートルくらいの「わら縄」を、登る前に、資材店等で準備しておいて、頂上で靴の周りに巻きつけて、降りて来られれば最高・・・。
(登りでは、ほとんど、どんな靴でも登る事が出来てしまうので、問題は下りだけとなる・・・)

仕事でも遊びでも、無理したり、欲をかかない事が、ほんとうに一番と思う・・・。
無理したり、欲をかいたりすると、とにかく、ろくな事はない・・・。
自分の背丈の範囲で、背伸びをしないことが肝要だ・・・。
昔から、「自分の分をわきまえろ」と良く言われているではないか・・・。

無理をした後の「付け」がほんとうに怖い・・・。

経験上、あせったり、無理をしたりすると、必ず、後で苦労をするように出来ている・・・。
気持ちが焦ると、普段、正常に見えているものでも、視野に入らなかったり、正常時の判断力が鈍り、事故の原因を返って増幅してしまう事になる・・・。
その時は、多少、大変でも、「焦り」や「無理」は、絶対に禁物。